先日、コーキングメーカーさんに頼んでおいた試験結果が返ってきました。
お願いしておいたのは、『ある塗料』と『コーキング材』との相性です。
一般的にサイディング外壁の場合、コーキングの打ち替えをしてから乾燥後、その上に塗装する『先打ち』と呼ばれる仕様が大半です。
ということはどういう事かと言いますと、いくらいい塗料を塗っていたとしても、またいくらいいコーキング材を使用していたとしても両方の相性がよくなければ、早々に割れやハガレなどの不具合が起きてしまう可能性があるということです。
ご存知かもしれませんが、塗料は塗料メーカー、コーキングはコーキングメーカーから販売されています。つまり別々のメーカーですのでそれぞれの相性は独自で調べなければなりません。
今までも、試験に合格したもののみ取り扱いしていますが、今回は初めての塗料を使うためコーキングとの相性はどうか?という検査をしてもらいました。
※一部モザイクかけています。
試験方法は、碁盤目試験法・クロスカット試験法になります。コーキングの上に塗料を塗り乾燥してから、カッターを入れその上にテープを貼ってどれだけめくれるか?を検査するわけですが、今回は数種類の塗料を調べた結果、すべて密着良好で合格です。
もちろんコーキングの上に塗装する場合の注意点はこれだけではありませんが、両方使用したい材料でしたのでひとまずは安心です(^^)