年別アーカイブ: 2014年
職人に負けた日
事務所を移転して、2週間が経ちました。看板も未だ作成中ですので、一見の方が入ってくる事はありませんが、初めてのお客様はF様の奥様でした。
先日工事が完了したばかりで、わざわざ工事代金を持って来て下さったのです。初めてなのでちょっと焦りました(笑)
その際、奥様からお聞きしたのは、工事期間中、Fさんのお子さん(小学低学年)がウチの職人に大変懐(なつ)いたとのこと。
工事の最終日にはウチの職人に「また、遊びに来てな」と何回も言っていたらしく、工事が完了してからもピンポーンと家のチャイムが鳴れば「お兄ちゃん来たんちゃう?」とお母さんに言ってたのだとか。
う~ん、なかなかやるな(笑)
まぁ普段褒める事は滅多にありませんが、小さいお子さんの心をそこまで惹きつけるとは・・・・自分は負けましたね。そんなこと言われた事がない(笑)
彼は事情で我が子に会えない身だけに、自分の子とダブって心から接したのかもしれません。今回の事は別にしても最近、お客さまから褒められることが多くなってきました。
当たり前のことですが、いい職人がいなければいい工事など到底無理です。そういう意味では自画自賛になってしまいますが、いい職人に恵まれています。
さて、話は変わるのですが、フルサワ画伯にウチの事務所の地図を作ってもらいました。地元の人しか分からないかもしれませんが、これがなかなか上手く出来てます。特徴をよくとらえており、来たこともない土地の事をよく描けましたね。フルサワさん。
お越しになられる場合は、自分自身現場の調査に行っている事も多く、いつでもどうぞ。とは言えませんがお電話をいただけたら出来るだけ居るように致しますのでお気軽にお越しください。
決定的瞬間!
以前に、当初は5月末からの工事着工でしたがツバメが巣を作った為、着工日を順延にしたお家の事を書きました。
その後、現在どんな感じになっているのか?
本日見に行ってまいりました。
前回の記事⇒ 工事延期?!
3週間ぶりにご訪問しましたが、まだ巣立ってはいません。
お客さまによると
『 ヒナ鳥も随分大きくなっているので、
あと一週間もすれば巣立つのではないか。』との事。
ほ~そんなもんですか。
と聞いたその瞬間、
バタッバタッと音をたてながら親鳥が帰ってきました。
するとヒナ鳥が一斉に顔をだしてピーピー鳴きながら口を開けます。親鳥は餌をヒナ鳥の口に入れるとすぐに飛び去っていきました。
ほんの数秒の出来事でしたが普段見る事のない光景ですので
微笑ましくて、なかなか感動的です。
そこでなぜかよく分かりませんが
あの光景を撮影したい衝動に駆られました(笑)
お客さま曰く
5分も経てば親鳥はまた戻って来るとの事。
そこから、お客さまは親鳥が帰って来たら掛け声をかけてくれる係。自分はその瞬間に動画ボタンを押す係(笑)
お客様の『ほれ今や!』
との掛け声に反応して録画ボタンを押すのですが、これが難しくてなかなかタイミングが合いません。これはカメラの性能なのかも知れませんが、どうも押してから数秒のロスがあり、【よし!これで完璧】と思っていても再生してみると綺麗に録れていないのです。
打ち合わせに来たのに
『何をしてるんだろう?』という疑問も脳裏をかすめますが(笑)
けっこう意地になってきて、7.8回くらい挑戦したでしょうか。
それでも上手く撮影出来ません。
次の打ち合わせがあるので
諦めようとしたその時、、、、、、、
ベストショットで撮影が成功しました。
13秒後に親鳥が餌をやりに帰ってきます。
ご覧ください。
滞在時間1時間。ツバメの撮影に55分かかって
色の打ち合わせ、工事着工日の話は5分で終わりました(笑)
屋上防水の不具合
時節柄、防水工事のご相談が増えてきました。
他府県の一般の方々、ごくまれに同業者さんからもかかってきます。今日もかかってきました。内容は、そのほとんどが施工後の不具合についてのものです。
特に多いのが
『施工後、防水層が浮いてきた。』
というものです。 フクレですね。
弊社は塗装と防水をやっているので分かるのですが、防水工事ほど下地に左右される工事はないのではないでしょうか。
なぜ浮いてきたか?と言うと、単純に密着工法で仕上げているからです。
狭いベランダや傷みの少ない下地であれば密着工法でも大丈夫ですが、ひかくてき築年数が経ってる建物の屋上など、広い面積に施工する場合に関して言えば、通気工法で仕上げなければなりません。
多くの場合、保護モルタル層の下に入ってる残留水分が、夏場の日差しによって温められ出ていこう、出ていこうとし膨れにつながる訳です。ですので冬場に施工して、夏に膨れだす。このパターンはよくあります。
たまに、インターネットを熟読した一般の方から『脱気筒(だっきとう)を付けていないから膨れたんですよね?』と聞かれる事がありますが、脱気筒は通気工法で威力を発揮するものであって、密着工法では一部分の面積にしか機能を発揮しません。
こちらは最近完成した防水工事の現場です。
上の写真はマンションの屋上で塩ビシート機械式固定工法、
下の写真は戸建て住宅でウレタン防水通気緩衝工法です。
上記の現場二つはそれぞれ工法も違いますが、共通点としまして下地と防水層の間に通気層を設けている防水の工法になります。
通気層を設けているからこそ、膨れが起きない、また揺れに強い工法ですので、割れが起きにくい。と施工業者、御施主様の両者がwinwinになる安心の工法だと言えます。
但し、欠点がないかと言えばそうではありません。
通気工法は施工費が高くなります。
感覚的に言うと、倍近くの価格になります。
偉そうなことを書いていますが、これに関しては自分自身苦い思い出があります。
かなり昔の話ですが、あるリフォーム屋さんの依頼でハイツの屋上を防水工事した時の事です。
元々は通気工法を提案していたのですが、担当者の方曰く、
『工事金額が高すぎる。なんとかなりませんか?』という話になり
『密着工法なら安くなりますよ。但し夏場に防水層が膨れる可能性がありますが・・・』と断りを入れ、密着工法で施工してしまったのです。
工事は無事完成しました。が、その年の夏に案の定、防水層が膨れ始めました。その時に打ち合わせをした担当者さんは既に退社しており、変わった担当者の方と話が通じず怒られるしかありませんでした。(そもそも提案したウチに全責任がありますが)
いずれにしましても、防水工事はそこに合った工法を提案すること。これは大事です。
安い工法であっても、 お金を払う方からすればキッチリした施工を望んでいる場合が多いですから、何か不具合が起きると怒るのは当たり前の事です。防水工事に関して言えば、それ以来予算に応じた施工というのは辞めにしました。
このあたりの防水工事に関しては、詳しくご説明をしたいので別サイトへ移行していきたいと思います。まだまだスカスカの中身がないサイトですが(笑)少しづつじっくりと育てていきますのでよろしければご覧ください。
防水工事専門サイト
ガイナ内外装実験機
本日で西日本は梅雨入りですかね?
さて、新しい事務所に移転した際、ぜひとも置きたかった物が本日到着致しました。
ガイナ 内外装実験機です。
この実験機はガイナ塗装した時の、夏季は涼しく(実験機上段)、冬は暖かくなる(実験機下段)効果を見る実験機です。実際の建物に近い形状であるため、イメージしやすくなります。
同業仲間からも『あれはいい!ぜひ置くべく』と助言をもらい
購入する事となりました。
それはそれでいいのですが、段ボールから開封する際、
『ん?』
ガラスの中に何か入ってる。
『あれ、なんやろ?』
近づいて見てみると・・・
『ギャーーーーーーーーーー!!!』
ガラスの中には猫の模型が入っているのですが
本物の子猫が閉じ込められてると勘違いし
奇声を発してしまいした(笑)
自分のその姿を見て
事務員さんはキャッキャと大笑い。
運送屋のお兄ちゃん、苦笑い。
わたくし、照れ笑い。
くそ~不覚、ビビりがバレましたね。
日進中部さん、
先に教えておいてください(笑)
さて、話は変わりますが
梅雨が終わると、やって来る猛暑に備え
ガイナをご検討の方に朗報です。
『夏でもエアコンの効果が全然違う』
というお声を頂くガイナ塗装ですが、
実際のところ、
真夏の猛暑時にエアコン代がいくらになるのか?
という点が気になるところかと思います。
そこで
ただ今、弊社ではガイナを塗布した場合、
エアコン代削減シミュレーションを無料で行なっています。
戸建て・工場など建物の種類は問いません。
屋根の素材等、ある程度、必要となります情報はございますが、
お気軽にお申し付けください。
※複雑な計算式で弾きますので
少々お時間がかかる事をご了承ください。
事務所移転のお知らせ
6月1日より事務所を移転することとなりました。前回の場所から近所なのですが、エリアが変わったそうで、それに伴い住所・電話番号・FAX番号が変更となっています。ご確認の程よろしくお願い致します。
新事務所
郵便番号 | 577-0015 |
住所 | 東大阪市長田2-12-5アデレード長田102号 |
電話番号 | 06-4308-4318 |
FAX番号 | 06-4308-4319 |
お客さま 専用ダイヤル |
0120-377-376 ※変更はありません。 |
6月1日現在、引っ越し作業は完成しておらず、この二日間はクーラーが付いていない状態での作業となりました(大汗)
しかし今日は朝からクーラーを取り付けてもらったので快適です。
いや~しかし何なんでしょ、この暑さ。
新しい事務所は、10坪とけして広くはないですが・塗料パンフレット・色見本帳・ガイナ実験機などを完備する予定です。お近くに来られた際は、ぜひぜひお立ち寄りください。
席を外す事もございますので、ご来店いただく場合はお電話くださると幸いです。これからも外壁塗り替え専門店 エイケン工業をよろしくお願い致します。
静岡塗魂会議
先日の25日、26日と静岡へ塗魂ペインターズの会議に出席してまいりました。
開会の宣言をする安田会長。
全国から集まった塗魂ペインターズのメンバー。
今回の会議を準備してくださった静岡塗魂の方々。
大変だったでしょう。感謝致します。
弊社が塗魂ペインターズに参加したのはちょうど一年前の事です。振り返ると、いい団体に入れていただいた。つくづくそう思います。
この一年の間に参加したボランティアの数は4回。役に立ってるか?は、かなり疑問符は付きますが何しろ終わった後の爽快感と言いますか、清々しさは何事にも代えがたいものです。
真夏の伊勢では熱中症で倒れそうになりましたが(笑)
実際のところ、
この一年、こういう活動に対して批判を聞かなかった訳ではありません。
塗装屋がボランティアなんてしてどうするの?
ごもっともです。5年前なら同じこと言ってましたね(笑)
こういうのはやりたい人がやったらいいんです。タイミングもあるでしょう。そんな風に思われたら参加されたらいいし、そんな事を思わなかったら参加する必要なし。ただそれだけの事です。
誰の言葉か知りませんが
【批評家になるな、いつも批判される側にいろ】
どうせならそんな生き方をしたいと思っています。
そんな話の一方で先日、お伺いしたお客さまからは『塗魂ペインターズに入ってる事が決め手になった』と言ってくださりご契約頂きました。
こんな事を言って頂けたのは初めての事です。 何より、何より、自分の事を評価くださったと言うよりも、自分が所属している団体の活動が認められた。というのが嬉しくてたまりません。
そう言えば、今回の静岡会議で長崎の塗装屋さん『伝説のハギー』こと塗建の萩岡社長は弊社のホームページで塗魂ペインターズの存在を知り、事務局へ入会の直談判されたと聞きました。一般の方のみならず同業者さまにも塗魂ペインターズの存在を知っていただくとは、これまた嬉しいかぎりです。
最後に記念撮影の様子です。
小さすぎて誰がどこにいてるか分かりませんが雰囲気だけでも。
工事延期?!
もうあと数日で工事着工を予定しているお客様から
「もし可能なら工事を延期出来ませんか?」とお電話を頂きました。
あと数日の事なので、足場も工事の段取りも終えてる状態です。
何かあったのかと思いよくよくお話をお伺いすると、、、
原因はこちらでした。
ツバメの巣です。
数日前から親鳥がせっせと枯れ木?を運んで来たとのことで、自分がお伺いした時はこのように新居が完成した模様(笑)
仮にこの状態で塗装工事を始めると、巣を撤去しないまでも騒音などで親鳥が餌を運ばなくなるかもしれません。お客様がツバメを思いやっての工事延期依頼です。一瞬困りましたが、こういう理由なら喜んで延期させていただきます。
これは初めて知ったのですが、ツバメが巣を作るということは住んでる方にとって縁起ものだそうで、ネットで調べたところ
・子供が授かった
・懸賞に当たった
・病人がでない
などが書かれています。
極め付けは、巣を三度作ると億万長者になる。
うーん。幸せ色は塗れるかもしれませんがそこまでご利益はないな。
悔しいがツバメ君の勝ち(笑)
まぁゆっくり子育てしてください。
全国の塗装屋さん来阪
前回、ニュースレターの事を書きましたが何人かの方から
『送って欲しい』とご連絡いただきました。
興味を持っていただいた事に感謝です。作った甲斐があります。
ありがとうございます!
まだ、数部残っていますので、遠慮なくお申し付けください。自分の書いた記事よりも、フルサワ画伯が描いた4コマ漫画はシュールでおもしろいです(^_^)
下記フォームにて
・ご住所
・ニュースレター希望
とご記入の上、送信ボタンを押してください。
確認次第、郵送にてお送り致します。
**********************************************
さて、GWは観光で来阪した塗装業の先輩と久しぶりにお会いする事が出来ました。いずれも塗魂ペインターズの会員さんです。
5月3日は佐賀県の(株)丸田塗装 丸田社長。前日にfacebookのメッセージで大阪に来られる事を知りました。丸田社長はTOTOハイドロテクトのエキスパートで毎年表彰されるほどのスゴイ人。東大阪市の焼肉屋さんへご一緒しましたが写真は失念(涙)ただ、九州でハイドロと言えばこの方の名前が出るような方なのでお話しを御聞きするだけで勉強になりました。丸田社長、ありがとうございました。
で、5月5日は福岡の(資)上野塗装店の上野社長です。これまた大阪に来ることを当日知った次第で、慌てて用意して向かいました。大阪に来るなら皆さんいっぺんに来てよ。と誰かが言ったとか言わないとか(笑)
今度は大阪市内の韓国料理店です。
左から永濱、上野社長、大倉社長、坂元社長。
真ん中のやかんがいい味をだしていますが、中身はマッコリです。
楽しい時間はあっという間に終わってしまいます。
塗装業者だけが分かるマニアックな話。ほんと楽しかったです。
最後は上野社長から、お土産までいただきました。逆に気を遣わしてしまい申し訳ないです。ありがとう御財増す(上野社長風)
しかし、
こうやって全国の塗装屋さんと交流を持てるのは嬉しいですね。
これも塗魂ペインターズに入会させていただいたおかげです。たびたびこのHPで書いていますが塗魂ペインターズは社会貢献を目的とした非営利団体。今年は大阪府内の小学校でボランティア塗装する予定です。
先日、その小学校の打ち合わせに同行させていただきましたが
決まっておっしゃるのは
『本当に料金はかからないのですか?』という事。
まぁ当然気になる事でしょうが、ほんとにかかりません。1円でもいただいた時点で非営利団体ではなくなってしまいます。今年は関西で施工出来ても1件くらいでしょうからお早目に、またお気軽にご依頼ください。
詳しくはこちらまで 関西地方でボランティア塗装をご希望の方へ
少し話がそれましたが最後に、、、
同業の先輩方、
次に来られる時は、せめて数日前にお知らせください(笑)
ニュースレター創刊
構想5年、製作3年、ついに完成!
という訳でニュースレター創刊しました。
構想5年、製作3年は大げさですが恥ずかしながら事実です。A3二つ折りで計4ページの記事を書くのに1000日以上の月日がかかりました(笑)
まぁ厳密に言うと、4回ほど途中まで作った経験があるのですが全て未完成のままで終わっていました。
ニュースレターはある程度、旬の話題を書かなければなりません。
真夏の8月に猛暑の記事を書き、そのまま忙しくなり手つかずのまま9月に突入。仕事が落ち着いて来たのでそろそろ書こうかと思ったら10月。せっかく涼しくなったのに今さら暑苦しかった話をぶり返すのもどうよ?という感じでタイミングを逸し、未完成のまま日の目を見ることがなかったのです。
このパターン多かったです(笑)
ですが、今回は無事完成する事が出来ました。
創刊した理由は、、、
ニュースレターに書いていますのでご覧ください。
何人かのお客様にお渡ししたところ評判は上々です。
10号、、いや100号までは続けたい。と思います(汗)
せっかく作ったからには、色んな人に見てもらいたい。と思いますので、ご覧いただける方がいましたら下記フォームにて
・ご住所
・ニュースレター希望
とご記入の上、お申し付けください。
確認次第、郵送にてお送り致します。
俺の激情
作業服のユニフォームを作りました。
どうですか?なかなかいいでしょ(^_^)
まぁこういうものは作っても作らなくても一緒と言えば一緒なのですが、なんかこう統一感がでて好きなんです。
一般住宅にお邪魔して作業する訳ですから、塗装業はサービス業。やはりユニフォームを着ていたら清潔感もあっていいと思うんですよね。
聞くところによると、最近では足場屋さんも太い作業ズボンを改め、ストレートの作業ズボンに替わってきてるのだとか。
時代は変わりましたね。25年前は赤やピンクのダボダボのニッカを履いて仕事をしていても何も言われませんでしたから。
今、そんなズボンを履いてくる者がいたら
絶対、現場には入れさせません(笑)
さて、時代が変わった。と言えば
オモシロイ塗料販売店さん見つけました。
2.3ヶ月前だったと思うのですが、
栃木県の塗料販売店さんからメルマガの案内が来ていました。
メールで
【メルマガを始めたので、ぜひご登録ください。】
みたいな内容です。
販売店さんから、そんな案内が来るのも珍しい事です。興味津々でリンク先のホームページを開いてみると、、、あらら、ビックリしました。
若い男の子が茶髪にロン毛、胸元の開いた白いシャツにスーツを着ていて、まるでイケメンホストです。
いやいや、販売店というのは従来、、と言っても今もですが、真面目で短髪、肉体派と相場が決まっています(笑)今流行の草食男子では重たい一斗缶を運べませんから。
チャライというか、何というか、感じが悪いなぁ~と思いながらホームページを閉じようとしましたが、なんとなく気になってブログを閲覧していくうちに、、、
なんと、メルマガ登録してしまいました(笑)
と言うのも
そのイケメンホストのブログは、至って真面目な内容で、塗装ネタなんかは、けっこう充実していてオモロイです。一般受けはしないでしょうが(笑)
種明かしになってしまうかもしれませんが、素顔は真面目な好青年。だけど保守的な塗料業界に風穴を開けたいという一心でキャラを作っているのでしょう。
おそらく周りからの批判も多いと察しますが、だからこそ応援したい。そんな気持ちになりました。う~ん歳とったな(笑)
その後、彼=山崎さんとはfacebookでも友達になり、メッセージのやり取りをしていくうちに本日、オリジナルの刷毛が送られてきました。
俺の激情ですって(笑)毛質、塗料の含み具合もなかなか良さそうな刷毛で、ネームは洒落が効いていますが、しっかりとしたプロ用の刷毛ですね。
文中に『アホ!ボケ!と言われる覚悟で前に進みたいと思います』とあるのでどっかで聞いたワードだなぁと思っていましたが、自分のプライベートのブログを読んでくださっているのですね。
山崎さん、ありがとうございます。大事に使わさせていただきます。
刷毛の御返しは大阪に来られた時の晩御飯で(^_^)
で、最後に同業者さんビックリのホームページはコチラ
麻布訪問
先日、麻布さんを訪問してきました。
麻布さんは、この月々雑感でご紹介した池田社長率いる名古屋の外壁塗装プロフェッショナル集団。
以前の記事 ⇒ 公憤を持った塗装屋
このホームページ自体、同業者さんも見ているでしょうから、御存知の方も多いでしょう。同行してもらったのは、(有)成田塗装の大倉社長。同じ関西塗魂ペインターズに所属している仲間です。
春日井市に来たのは初めてでしたが、大阪で言うと枚方市みたいな感じですかね。あくまで個人的な感覚ですが(笑)
前回の記事でわざわざ大阪までお越しくださった際、『もし、名古屋に来た時は、素通りせずウチに寄ってくださいね』とおっしゃってくださいましたので、そのお言葉に甘えて訪問させていただいた次第です。
全国の塗装屋さんが訪れるという(有)麻布。それは、ただ単に繁盛店だからという理由だけではなく池田社長御自身が人間的魅力に溢れ、人を惹きつけているからでしょう。
それを物語るのがこの看板。
今まで【通り抜け禁止】とか【通り抜けしないでください】の看板は見た事ありますが、【通り抜けにどうぞ】という看板は見たことありません。麻布さんは、大通りと抜け道に面したところに建ってるため、ここを往来すると地域住民の方にとって便利なんですかね。事実、学生さんらしき人が通り抜けしていました(笑)
会社のそばには、こんなものもありました。
これは塗料の暴露実験と言い、塗った塗膜の汚染性を調べるものです。アクリル塗料であれ、フッ素塗料であれ塗った直後にキレイなのは当たり前のことです。分かりにくいですが、この板には3種類の塗料が塗られており、時間の経過により、どの塗膜に雨ダレが付きやすいか?を検証しているわけです。これほど汚染の程度が分かりやすいものはありません。
自分が納得したものを提供したい、という表れなのだと思います。いくら繁盛店になろうとも、暴露実験をするあたりは生粋の塗装屋であるという証ですね。
他にも創業当時の思い出や、これからの塗装業界のことなど短い時間でしたが内容の濃い話を、お聞ききすることができ大変勉強になりました。
最後に池田社長の夫人である恵子さんに記念撮影を撮って頂きました。
左から 大倉社長、池田社長、自分
ん???
け、、恵子さん。。。ゆ、指が写ってますよー(笑)
池田社長、恵子さん、お昼ご飯まで御馳走になり、
ありがとうございました!
麻布さんのホームページはコチラ ⇒ (有)麻布
桃栗3年柿8年
塗装工事を検討されてるお客様とメールでのやり取りの最中、このようなお言葉を頂きました。
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失礼ながらHPをくまなく拝見させて頂いております。HPは永浜様ご自身で作成されているのでしょうか? ※.最近のHPは委託されて作成された感が強く、こちらに伝わってくるものがありません。しかし永建工業様のHP(文章)は訴えかけられる何かを感じます。一度、詳細見積もり(現場調査)を御願いしてみたいと思い伺います。(永浜様に直接お会いして話を伺ってみたい) 以上宜しく御願い致します。
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いやー嬉しいです。本当に嬉しいです。
こちらのお客様から工事のご依頼いただけるかどうかは分かりませんが、そんな事よりも何よりも、このホームページを読んだ方から【訴えかけられる何かを感じます。】とおっしゃってくださった事が嬉しくてたまりません。
このホームページのドメインを取得したのは2006年の3月28日。ちょうど今から8年前の事です。当時の状況はこのホームページ内に何回か書いていますので割愛しますが、職人で営業ベタな自分にとっては、これでしか仕事を受注する手段はありませんでした。
ホームページは人間の成長に似ている。とよく言われます。
要は、ホームページ作りたてホヤホヤの状態は生まれたての赤ちゃんと同じで、人間の赤ちゃんを育てるように、ホームページもじっくり愛情と時間をかけ育てなければいけないのだとか。
当初からじっくり育てて来た。と言いたいところですが、まぁ作ってから3年位は、見事なくらい反応のないホームページでした(笑)
電話がかかってきたかと思うとSEO業者ばかり。どうしてお問い合わせがなかったのか?今ならその原因は分かります。
色んな要因があるのですが、その中でも一番大きいもの。それは『自分の言葉』で書いた文章ではなかったということです。
作った当初はHP作成業者任せだったため、伝えてはいるけれども結局は、業者が書いたもの。間違った事を書いてた訳ではありませんが塗料のカタログと一緒で、単なる説明文なわけです。これではお問い合わせいただけないのは当然です。それに気づいてから自分で更新出来るホームページに切り替えました。
ホームページはお客様と私どものような業者をつなぐ便利なツールです。ただ思うに、最終的には人と人であり、誤解を生みそうな表現ですが、どんなにいい塗料を使っても、どんなにいい工事をしていようとも信頼関係がなければいい工事にはならない。生意気ながらそんな風に思います。
これからも誤字・脱字はご勘弁願うとして、自分の言葉で発信していきます。
ちなみに今回の月々雑感は、ホームページの開設が8年経ったことから語呂合わせにちょうどいいや、と思って題名を『桃栗3年柿8年』としました。意味は、何事も成し遂げるまでには相応の年月が必要だというたとえ。
何かを成し遂げられた。等、大それた事は全く思っていませんが、コツコツとツーフィンガーで文章を書き続けた点をお褒め頂いたので、しっくりくる題名だと思っていたのですが、このコトワザには続きがあるそうです。
【桃栗三年柿八年、梅はスイスイ13年、柚子は大バカ18年、林檎ニコニコ25年、女房の不作は60年、亭主の不作は、これまた一生】
亭主は一生どうしようもない、って事なんですかね。とほほ(汗)