マンションを管理している業者さんから『雨漏りがする』とのことでお伺いしてきました。

先日の長雨で5階の天井に雨漏りしたもようです。

ちょうどその上は6階のベランダになっていましたのでそちらを確認しました。
場所はちょうどサッシ付近になります。

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よくよく見ると、床面とサッシの取り合い部分のシールが切れていました。ちょっとした小雨の場合に雨水が浸入することはなさそうですが、大雨、もしくは強風時の雨の場合は簡単に侵入しそうです。

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通常、雨漏り修理を行う場合、

・お客様から聞き取り(いつから?どれくらいの頻度で?)
・仮説を立て散水調査
・再現
・雨漏り修理

という流れになります。基本的に現場を見てすぐに応急処置。という事はあまりしないのですが、今回は下の階に住まわれている住民さんのことを考えると早急に対処したいところです。ほぼほぼ間違いないだろうと思いましたので既存のシーリングを撤去し打ち直ししました。

 

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シーリング材を撤去すると若干湿気を含んでいます。可能性は高いです。

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打ち直し完了です。これで当分様子を見て頂くしかありません。

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もちろん担当者さんにはリスクをお伝えし了承のもとで作業しています。
セオリーはありますが、あくまで基本であってご要望も含めこのあたりは現場判断させていただいています。