外壁塗装の前の段階、配色についてよくご質問があります。
サイディング塗装の場合、配色は大きく分けて4つのやり方があります。
①1色塗り
外壁をクリームならクリームと全体を1色で塗るやり方。
②2色塗り
1階と2階など部分に分けて色を替えるやり方。
③再現工法
サイディングの凸と凹の色を分ける塗り方。一旦ベース色を全体に塗り乾燥してから違う色で表面のみを塗っていきます。多分意味が分からないと思いますのでこちらを ⇒ サイディング再現工法
④クリアー塗装
透明のクリアーを塗る施工工法。新築から10年未満の外壁に推奨。
とあるわけですが、今回は一番多い②の2色塗りについてお話ししたいと思います。
メーカーさんの2色塗り例をみると、ほとんどの場合が1階と2階の色分けです。
【日本ペイントHPより抜粋】
上記画像のように、1階と2階の間に幕板があるとそれを境に色を分けやすく、お好みの配色にする事ができます。
ただ、全てのお家に幕板が入っているとは限りません。割合的には幕板のないお家の方が多いように思います。
そんな時、お薦めなのが縦ラインあるいはベランダ部分のみ色分けするやり方です。
先日、完了した奈良市のお客様邸画像になります。
縦ラインと・・
ベランダ部分。濃色をもっていくことにより外壁が引き締まり、高級感がでてきます。あまり濃色多く使わずワンポイントにもってくるのが綺麗に見えるコツです(個人的な主観です(笑))
新築で建っているお家も、このように縦ライン・ベランダで塗り分けしているのを最近よく見かけます。
色選びも重要ですが、配色により見た目がかなり変わってきます。考えすぎはストレスになりますが、イメージしながら配色を考えるとなかなか楽しいもんです。
ご参考になさってください(^_^)