本日はシーリングの打ち替え工事についてお話ししたいと思います。外壁塗装をする。という前提になりますが、シーリングには『先打ち』『後打ち』という2種類のやり方があります。
これは言葉そのままの意味で、『先打ち』とは塗装する前にシーリングの打ち替えをする事。『後打ち』とは塗装が終わってからシーリングを打ち会する事です。どちらがいいかと言えばケースバイケースになります。それぞれの工法にメリットとデメリットがあります。
弊社の場合でお話ししますと、90パーセント以上が『先打ち』残りの10パーセントが『後打ち』になります。先打ちのメリットはシーリングの上に塗膜が被るわけですから、紫外線による影響が受けにくく、シーリング自体が劣化しにくいということです。
デメリットは、塗膜自体がシーリングに比べて硬いですから早々に表面塗膜が割れやすい事です。この現象自体は防ぐ事ができませんが(弾性系塗料での施工は別として)シーリング材と上塗り材を同じ色、あるいは近似色にすることにより、目立たなくする方法は可能です。
画像はシーリングを『先打ち』しその後に透明のクリア塗装した写真です。