本日は、またまたまたの雨(>_<)
テンションが下がってしまいそうになりますが、朝の時点で小雨でしたので、散水調査に行ってまいりました。
この工事日記で何度かお伝えしていますが、雨漏りが起きた時、重要なのはどこから雨漏りが起きているか?という冷静な対応です。
屋根、外壁、サッシ、板金部分。きっとここだと予想していても、それが思い込みの可能性だってあります。
ですので、しっかりと雨水の侵入経路を確定し、そこを修復しなければ雨漏りはいつまで経っても直りません。
雨漏りがした時、よくサッシのネジを締める方がいますが、あまり意味はありません。そこから漏水が起きにくくなるかもしれませんが、他の場所に雨水が回るだけであって雨漏りに変わりありません。それよりも外部からの侵入を防ぐことをしなければ根本的な解決にはなりません。
今回、散水調査したお家も新築当時、早々に雨漏りが起きたらしいのですが大工さんがサッシのネジを締めておしまいだったとのこと。なんとも大雑把な時代です。
散水開始から15分ほど経ってサッシ枠から水がでてきました。原因はサイディングのジョイント部分です。
『原因が分かってホッとしました』とお客様がおっしゃったのが印象的です。施工側である我々も場所が分かり安心しましたが、それよりも長年お住まいで不安の中過ごされていたであろうことを考えると、場所が見つかっただけでも安堵されたのではないでしょうか。