年別アーカイブ: 2015年
2015年 感謝
午前中に、お客様のところへ訪問し今年の業務は終了致しました。
午後は空いた時間でPCの中に入っている写真を整理していたのですが、懐かしい写真がでてまいりました。社長TVに提出した時の画像だと思います。
22年くらい前、たしか21、2歳くらいの時だと思います。場所は忘れましたが、姫路のどこかで工事塀を塗っている時の写真です。
当時は刷毛塗り全盛の時代ですので『塗る』ということだけを言えば今の10倍早く塗っていたと思います。それだけ体力は有り余っていました。ただ一つ残念なのはサービス業の人相でないことです(笑)
この頃は、これだけ長く塗装業に関わるとは思っていませんでした。これしか知らない、という事もありますが、塗装が好きなんだと思います。
そんな塗装業で一般の方からご依頼いただけるのは自分にとってありがたい時代になりました。そうでなければ今でもこんな顔してペンキを塗っていることでしょう(笑)
さて、今年一年たくさんの方からご依頼いただきました。皆様のお陰で無事一年を越すことが出来ます。本当に本当にありがとうございます。
来年も、引き続き弊社エイケン工業をご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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ペンキやさん
『似合わない!』と言わないでください。
本人が一番自覚していますから(笑)
刷毛・ローラーなどの資材メーカーである好川産業さんのFBページでご紹介のあった絵本『ペンキやさん』をさっそく購入しました。
仮設足場から始まり外壁塗り替えが完了するまでを物語にした絵本で、意外にも塗り替え工程がしっかり書かれております。
これをテーマにした作者さんもすごい(笑)
絵本の中でペンキ塗りに興味をもった女の子が妄想したりするのですが、その描写に思わずクスっと笑ってしまいました。
塗り替えの工事は2週間くらいの期間です。小さいお子さんから見ても非日常のようで、工事完了し数日経ったお客様から『インターホンが鳴るたび、娘が「とそうやさん来たんかな?」と言うんです』と笑い話で聞いたことがあります。
やはりそれぐらい印象に残る一大イベントなのかもしれません。
裏表紙の絵は、刷毛をもち安全帯を付け洗浄を真似している姿。いや、充分に癒やされました(笑)
癒されると言えば、今月のわん子も掲載しました。お伺いした先にいる愛くるしいわんちゃんを前々から紹介したいと思っていたのですが、お願いしてみるとけっこうあっさりOKでしたのでご紹介しています。ぜひご覧ください。
今月のわん子
さて、年末までもう一息です。事故がないよう頑張っていきます。
訪問販売で外壁塗装を依頼する際に気をつける5つのポイント
「訪問販売で外壁塗装を提案されたのですが、この金額は妥当でしょうか?」
というご相談の電話をお受けする事があります。本日もありました。
数年前は悪徳リフォームとかでだいぶ世間を賑やかした訪問販売。
私自身、全ての訪問販売業者が「悪徳」とは思っていませんが、今までの経験上マイナスの部分を見聞きしているだけに、もし依頼するのであれば注意しなければならないポイントが5つあります。
①知らない人を屋根には登らせない。
「屋根を点検します。」と言われてもなるべくなら断った方がいいです。
最近も昔から知り合いのオーナーさんからご相談がありました。賃貸でお貸ししているお家に訪問販売業者が来たらしく、ついつい屋根に登らせてしまったのだそうです。
すると案の定
「屋根瓦が割れています。交換してズレ防止の工事をしなければいけません。落下したらえらいことです」と契約を迫られたとのこと。
実際に割れていたのか?
それとも業者が割ったのか?
こればかりは分かりません。もっと言うと故意でなかったとしてもバランスの悪い屋根瓦の上で踏ん張ると割れることは多くあります。日本瓦なら特にです。
知っている人やこちらから依頼した人ならともかく、突然訪問してきた見ず知らずの人間に自分の家の屋根に登らすことはいいことではありません。お断りしましょう。
②契約を急かせる業者はダメ
「今日中に契約をしてくれたらこの分を値引きします。」
「値引きキャンペーンは今日までです。」
そう言われたとしても、契約を急かすような業者さんは良い業者とは言えません。
外壁塗装は通常であれば100万円ちかくする買い物になります。一般論で言えば軽4輪の車を購入するくらいの金額になるでしょう。即決で軽4輪の車を契約するでしょうか。しないと思います。
高額であるからこそ、じっくり熟慮し判断する。当たり前のことですが冷静に対応することが重要と言えます。
③大幅な値引きをする業者もダメ
さきほども言いましたが契約の際の大幅な値引き。これは最初から想定されている値引きです。
過去にお客様から見せて頂いた見積書の中でこのようなものがありました。
総合計金額が180万円で値引き額70万円の合計110万。
この時も「70万円引きが出来るのは本日限りです。」と言われたそうです。
こう言われれると110万円が安く感じるから不思議です(笑)
すると最初の180万円は何だったのか?という話になりますので見せかけの金額に惑わされてはいけません。
④自社のオリジナル塗料を使用
オリジナル塗料となるものの多くは大手・中堅塗料メーカーがだしているOEM塗料になります。要はラベルを替えているだけなのですが、逆に言えばそれほど粗悪なものではありません。
ただ、それよりも問題なのは営業マンの塗装に対する知識不足です。外壁塗装はどんな塗料でも塗ったらいいのではなく、既存下地との相性などを計算に入れて提案しなければなりません。
「この塗料で塗れば30年もちます」
といったようなオーバートークは、後々問題が起きる可能性も高いです。
⑤施工するのは塗装業者です。
とうぜんですが、訪問会社さんに依頼したとしても施工するのは一般の塗装業者になります。
そこの訪問会社に長く所属している塗装業者さんなら問題は少ないかもしれませんが、腰掛け程度に所属している塗装業者さんだと責任感が希薄になります。
いい塗装業者に当たればいいですが、悪い業者がくると施工面で期待するには無理があります。
訪問販売業者に対する正しい対応は?
最初から依頼する気がない場合は、対応しないことです。玄関口にでないことが一番ですが、対応してしまった場合は「身内に塗装(建築)業者がいる。」と言うことです。
・親戚が建築業をしているので一度聞いています。
・息子が塗装業をしているので聞いてみます。
などでいいかと思います。
まとめ
だいたい思いついた事を綴ってみました。先日は訪問販売で契約し工事期間中の方からご相談がありました。
「使っている材料をネットで検索したところ、どうも契約と違うものを使っている」とのこと。
契約前なら何とでも言えますが、工事期間中に相談されても正直返答に困ります。
問題ないですよ、というのも無責任ですし、問題ですね。というのもそのお施主様を不安にさせる事になります。
結果論ですが、ただ一つ言えることは後でネットで調べるくらい信頼していないのであれば最初から契約すべきではない、ということです。工事品質や内容を求めてる方にとっては訪問販売の業者さんは依頼先としてあまりむいているとは言えません。
誤解を恐れず言うなら、工事に対してこだわりがない方なら訪問販売業者さんに依頼していいと思います。どんな世界でもまともな業者もいればその反対もあります。それでも最低限は会社の経歴くらいは確認しましょう。
もし契約したにも関わらず解約がしたい場合は以下をご参照ください。
(国民生活センターのリンクになります。)
契約の解除する方法 クーリングオフについて
契約等の相談について
業界の常識は世間の非常識
最近、お越しくださるお客様が多いので事務所内をプチ模様替えしております。
過去にお引き渡しした外壁事例をファイルに閉じて内壁に張っています。お越し頂いた時はぜひご覧ください。
さて、先日は完了したお客様より【お客様の声】が返って来ました。
一枚目には、ご近所が外壁塗装をしだして業者選びに悩んでいたこと、また塗装完了後、弊社に依頼してよかった。とのご感想が綴られていました。書いたところで何かお礼をするわけではないのにお時間を作り書いてくださっている。感謝しかありません。
今回、いつもの「お客様の声」と違う点はもう一枚A4の紙が入っておりそこには「主婦の声」と題された【主婦目線から見た改善点】が書かれていました。
【・・・・・顧客満足度は格段に上がるのでは・・・と。手前勝手な意見ですが、ご参考になればと思い書かせて頂きました。】
文末はこう締めくくられている2つの改善点。
工事期間中は少なからず生活環境を変える外壁塗装工事。こうしてくれば助かったという事が2点書かれていました。
感謝。ありがとうございます。
このような生の声が弊社を支えてくださっています。
こちらは塗る側のプロですので、実際に塗り替えを経験しているお客様のご意見の方がはるかに重要なわけです。
過去にはよかれと思ってやったことでも実際には不評でやめたことも多くあります(笑)
比較的好評だったものだけを残してやっているのですが、今までこのようなお客様の助言を頂きまして改善を繰り返して来たのです。
業界の常識は世間の非常識。
今回も分かった気になっていましたが、全然分かっていないこと気付かされました。
披露しようと思いましたがせっかく弊社に頂いた助言。しっかり自社の取り組みに反映出来るよう心に刻みます。
またWEB上にアップしやすいように、とのご配慮で【お客様の声】とは別の紙で書かれていると察します。弊社にお気遣い頂いている点も重ね重ね感謝申し上げます。
今年も残り1ヶ月ほどになりました。足元を見つめいい締めくくりになるよう頑張っていきます。
塗魂46・47年会②
前回、名古屋の豊橋で忘年会をするとお伝えしていましたが、先日の土、日に行ってまいりました。
新大阪から豊橋まで約90分。
事前に「豊橋に新幹線て止まるの?」と聞いたら
黒柳さんに「豊橋なめんなよw」と言われてしまいました(笑)
当日は予定の時刻より少し遅れて到着したのですが、駅から降りた瞬間なんとなく以前にも見たことのある懐かしい感じ。
なんだったかな?と考えていましたが街の雰囲気が我が故郷の姫路にそっくりなんですね。ヤンキーの多いところも(笑)いや、いい街です。
今回の忘年会ですが、塗魂46・47年会のメンバー全員で集まるのは初めてです。元々、塗魂ペインターズは上下関係を感じない団体ですが、その中でも同じ年、同じ職種なわけですから特に気を遣わないメンバーです。
仕事の話をしていないのに、途中で仕事の話に切り替わっているのも仕事が好き、それも塗装業が好きな証拠でしょう。
遠山学さんはこのグループが結成された時、「私の居場所が見つかった」と言ってた。と前回お伝えしましたが、今回も別れ際「みんなで一緒に住みませんか?」と言ってました。相変わらずオモロイです(笑)
楽しい時間はあっという間。お別れは名残惜しいですが、来年また逢えるでしょう。3次会終わりにみんなで記念撮影。
上段左から 和田建装の和田さん/プラチナコーティングの大野さん
中段左から 私、永濱/黒柳塗装店の友里さん
下段左から ふじみ塗装の遠山学さん/大同防水工業の品川さん/川口塗装の川口さん
昨日は今回幹事役を引き受けてくださった黒柳さんから激甘のみかんが届きました。なんと全てに顔文字入り。何から何までありがとうございました。本当に感謝しております。
塗魂46・47年会
もうそんな時期か、、、と思いますが今年ものこり2ヶ月を切りましたね。
歳をとればとるほどに1年が早く感じるようになっています。
世間ではそろそろ忘年会のシーズンですが、今月の下旬には知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない『塗魂46・47年会』のメンバーが集まって忘年会をすることになりました。場所は愛知県の豊橋。
『塗魂46・47年会』は塗魂ペインターズの中でも昭和46・47年生まれの会員のみで結成されたグループ。頼まれていませんが(笑)メンバーをご紹介します。(順不同)
■46・47年会の紅一点、今回の幹事さん
黒柳塗装店の友里さん
■FM岡崎のラジオDJ
川口塗装の川口さん
■雨漏り119の総裁
大同防水工業の品川さん
■ハンチング友の会会長
プラチナコーティングの大野さん
■ビシッと押え太郎開発者
和田建装の和田さん
■熊本のテリーファンク
ふじみ塗装の遠山学さん
で、私を入れて7人で集まる予定です。
去年も忘年会の開催を考えていましたが、まだみんな打ち解けていなかったのでしょうか(笑)この中の数人がスルーして断念。今年は心が一つとなって?ようやく集まる事ができそうです。今のところは。
この会は会則もルールも一切なし。仕事の話はほとんどなく、ほんとどうでもいい話ばかりですが、これが意外と心地よかったりします。
遠山学さんはこのグループが結成された時、私の居場所が見つかったと喜んで言ったぐらいです(笑)
昭和46・47年生まれで、この会に入りたい同業者さんは塗魂ペインターズに入会申し込みをしてください。今なら、、これからも審査ナシで入れます(笑)
塗魂46・47年会のメンバーです。今年の1月に行なわれた広島会議の際の写真。
(左上から、遠山学さん、川口さん、和田さん、品川さん、黒柳さん、左下の大野さん、私(永濱))
※品川総裁はモノマネ芸を披露した後ですので誤解なきよう(笑)
縁
最低でも月に一回は更新を続けるこの代表ブログですが、何とかギリギリ間に合いそうです(笑)
この10月もありがたい事に忙しくさせていただいきました。
現在は
東大阪市の戸建て住宅
同じく、東大阪市の戸建て住宅
八尾市の戸建て住宅
大阪市のマンション鉄部塗装
泉大津市の戸建て住宅
奈良県吉野郡の店舗塗装工事
で施工中です。
車で5分の東大阪からみっちり70分かかる奈良の吉野郡まで(笑)
普段、吉野郡まで行くことはありません。それでも行くようになったきっかけは5年くらい前のことです。
ホームページを見たという吉野郡の方から『ベランダの防水工事をして欲しい』とお問い合わせをいただき、場所を理解しないまま車を走らせました。けっこう距離があるなと気づいたのは30分後(笑)
もちろん行くとお約束したからには当然引き返す事はありません。
運転しながら『遠いな・・』と感じる一方で、なにか懐かしい風景だなと感じていました。というのも母方の故郷である兵庫県の生野の風景に似ていたからです。
空気が澄んだ山、ゆるやかな川の流れ。
子供のころに見た原風景です。
そう感じてからはその距離が苦になりません。
伺った先のお客様は屋根屋さんを営んでおり、それから年に1回くらい塗装工事があったら声をかけていただくようになりました。
本来、私どもは必要とされるのであれば場所がどこであれ関係がないはずです。
人は優しいし、空気がきれいな吉野郡。今ではお声がかかるのを楽しみにしています。
塗り替えシーズンの秋???
近況報告から。
秋は塗り替えシーズン、今年に限って言えば例外です。梅雨よりも雨が多い『秋の長雨』。工事がすすまない状況です。とほほ。
施工する方としては段取りの変更をするだけですが、お客様の方はそういきません。工期が延びるという事は、それだけ予定を狂わせてしまってること。
天候には逆らえないとはいえ申し訳ない思いと、そのような状況にも関わらず皆さん全員がご理解くださってること、ありがたいです。
なかなかお見積り作成が溜まっており更新ができないのですが、ここ最近の状況のみお伝えします。
■塗り替えガイドブックについて
お問合せの方はありがたいことに順調で、その中でも先日ご紹介した塗り替えガイドブックをお申込みされる方が多くなってきました。
このガイドブックは、よくある販売しているものではなく、またネットでは書けない、あるいは書きにくい事も掲載している私自身の生の声です。
ガイドブックの中でも書いていることですが、実際のところ外壁塗装工事は全く関連のない職種の方が明日から専門家を名乗ればなれてしまう職種です。そして受注も出来てしまいます。
人様の商売にケチをつける気は毛頭ないですが、それでお困りになるのは一般の方々。
先日は、『その壁にそれはないだろう』とあり得ない塗装仕様を提案されてる業者さんを見ました。
お施主様には言っていませんが、メーカーのいう事を鵜呑みにされてはダメです。時間がかかろうとも現場知識を身に着けるべきです。
何を信じていいのか分からないくらいに情報が溢れかえっている時代です。一般の方でガイドブックを御入り用の方はこちらからお申込みください。
『塗り替えガイドブック』のお申込みはこちら
■リフォームローンについて
こちらもこの秋の塗り替えからお申込みされる方が多くなっています。36回払いまでなら金利手数料0%ですのでそのあたりも好評です。
外壁塗装工事はその性格上どうしても高額になってしまいます。
一括で支払うとなると今後が不安な場合、手元においておきたい場合など、ぜひお申込みください。簡単な審査だけで原則、連帯保証人の必要もありません。
なかなか不安定な天候で、予定変更の毎日ですがこれも数日で安定していくと思います。一軒一軒仕上げていきますのでお待たせいただいてるお客様は今しばらくお待ちください。
日本塗装名人社 全国会議
昨日、台風の影響がほとんどなかった大阪ですが、強風が朝から続いていた為、弊社スタッフが施工中のお宅へ伺い足場シートのめくり作業に行ってまいりました。
よくニュースなどで足場が倒壊した場面を目にしますが、ほとんどの場合は背の高いビル、もしくは1面ないし2面しか組んでいない現場です。
実際のところ、戸建住宅で4面足場を組んでいれば少々の風には耐えれるもの。それでもシートをめくりに行くのは備えあれば憂いなし、という事とそれをしないと気になって寝つきが悪いのです(笑)
同じような事をお思いになっている塗装屋さんは全国にたくさんいるのではないでしょうか。
さて、全国の塗装屋さんと言えば先日の日曜日、東京の品川プリンスホテルで日本塗装名人社の全国会議が開かれました。
記念すべき第一回目の会議です。会員・メーカーさん、あわせて100人を超える盛大な会議となりました。
午前中の前半は会員、一般の塗装店様を交えての塗装セミナー。後半は日本塗装名人社の会議という2本立てです。
岐阜の(有)大野塗装 大野社長が
『塗装屋がこんな立派な場所で、会議を出来るなんて昔から考えると想像もつかなかった・・・』
とおっしゃってましたが同感です。感慨深いものがありました。
先輩らのお陰で少しは認知された塗装業界でありますが、これから先を考えると問題がないわけではありません。
・人手不足の問題。
・個々の集客の問題。
・職人の高齢化。
・不安定な経営。
・3次、4次、末端での請負。
などなど塗装店を経営していたら誰しも悩むところ。それらを日本塗装名人社でサポートしていこうというわけです。独りで悩み解決しない問題を抱えている塗装店さんは一度、日本塗装名人社のホームページを覗いてみてください。きっと何かの役に立つはずです。
日本塗装名人社WEBサイト
入会の案内はこちらです。
日本塗装名人社 入会のご案内
塗装業界に関わる人みんなで業界を塗り替えていきましょう。
塗り替えガイドブック完成
今日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか。高速道路は徐々に込んでいるようです。
現場作業の方は、8/12(水)~8/16(日)までお休みとなりますが、事務の方はやっていますので何かご質問・ご相談・御見積り依頼がございましたらお問合せください。
さて、梅雨時期から書き始めてた『塗り替えガイドブック』が完成しました。
全46ページ。21144文字。肩がパンパンに固まりました^^;自分の言葉で書いていますので内容は新鮮です。で、かなり突っ込んで書いています(笑)
初めての外壁塗装は分からない事だらけ。特に気を付けるポイントを書いていますので、これさえ読んでいれば大丈夫です。
一般の方向けで、部数の関係上、施工エリアのみのお渡しとなりますが、外壁塗装をご検討の方はお申込みください。
⇒ 無料塗り替えガイドブックのお申込みはコチラ
1棟15万円の塗装?!
梅雨が明け本格的な夏に突入しましたね。アツい、アツいと連呼しそうですが(笑)工期が順調よく進みそうです。
さて、先日リフォーム産業新聞のサイトを見ていてなかなか興味深い記事を見つけました。
1棟当たりの塗装請け額が15万に・・・塗装業界の裏側とは?!
【塗装現場の今 ~下請け職人の現実~】と題して塗装職人さん、代表者さん、塗料屋さんとの座談会。
匿名だからこそ言えるのでしょうが生々しいですね^^;
ここ数年は付き合いのある同業者さんが以前と比べ変わりましたので直接このような話を聞く機会がめっきり減りました。
記事自体すごく極端な例かもしれませんが、現実はこんなもんでしょう。
私自身の話になりますが15年以上前、一番最初に請け負った工事は戸建て住宅の全面塗り替えで25万円でした。あまりにも安すぎるので工事が完了してから『もう無理です。やっていけません』と元請け会社に言いに行ったら次の現場は倍の金額をくれました。
(おっこれならなんとかやっていけるかも?)と思ったら次の現場はまた半分に戻りました(笑)
つまり、こういった元請け会社は『飴と鞭』の使い方が絶妙なんですね。ですので現状維持が心地よい業者さんはいつまで経ってもやめられない。というわけです。と言うより、どうしていいか分からないが正解かもしれません。
ただ、こういう仕事をしていると、
そこのお家に思い入れもないし、、、仕事を頂戴しているという感謝の気持ちはありません。
単に仕事をこなしているだけとなり結果、仕事に対してのプライドもなくなるわけです。
本来であれば現場で実際に作業をする職人こそスポットに当たるべき。職人を永くやってきたせいかそう強く感じますし、このような悪しき慣習は改めるべき、だと思います。
が、その一方で何よりも請け負う塗装屋さん自身が変わっていった方が早いようにも思います。そんな風に感じながらこの記事を読んでいました。
先々月で弊社は無事12期を終了し13期に入りました。先ほどお話しした初めての現場の時、この先こんなんでやっていけるかな?と不安になった事を今でも憶えています。
こうやって何とか続けてこられたのは、出会った人、仲間、お声がけ頂いたお客様のお陰です。感謝の気持ちを忘れず細く永くこれからも続けていきたいと思います。
塗装屋を判断するには?
あんまり神経が繊細な方ではありませんが(笑)今日のように台風がくる日は気になって寝れません。
時計の針は夜中の12時を回りましたが目が冴えていますので、日記書いています。
塗装屋に限らず工務店さんもリフォーム屋さんも同じですが外部に足場をかけている場合、台風が来る前に足場のシートをたたみ、風の影響を受けないようにします。風で足場が倒れないためです。
ウチも昨日の時点で全ての現場はチェック済み。それでも気になります。
台風の進路はこれから四国に直撃とのことですが、災害がないことを祈ります。
さて、本日は久しぶりに倉庫の掃除を行ないました。
塗装屋の倉庫と言えば、新規取引を考えている塗料屋さん、銀行さんが【この塗装会社と取引できるか?】と判断基準にしているのが倉庫なんだそうです。
つまり、倉庫の整理整頓が出来ている塗装屋さんは新規取引をしても問題ナシ。逆に散らかり放題の倉庫であれば警戒するとのこと。
大昔にそれを聞いた時『ほんまかいな・・・』と思いましたが、あとになって複数の人間からそう聞いたことがありますし、現に創業時、近所にあった散らかり放題の塗装屋さんは潰れていなくなりました。
また、過去にまったく面識のない大家さんから連絡があって、『店子さん(塗装屋)がいなくなったので塗料を引き取ってくれませんか?』と写真を送られてきたことがありましたが、やはり散らかり放題でした。
(そういう場合は引き取り業者さんへ)
工事の品質にしろ、経営状態にしろ全ては倉庫が整理整頓されているかどうか。一事が万事そこにつながるそうです。
例外はあるかも知れませんが、ほぼほぼこの判断基準は合っているような気がします。
自戒を込めて言いますが全国の同業者さん、倉庫は綺麗にしましょう(^_^)